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マップ班

FIELD SURVEY

2018年度夏にプロジェクトメンバーで仏生山から塩江向けてガソリンカーの遺構を実際に巡り、遺構に詳しい方の説明を聞きながら場所や規模などを調査しました。すぐ見て遺構だと分かるものもあれば、風景の中に溶け込んでいて探さないと分からないものもありました。「ガソリン道」と名のついた道のすぐ側にあるトンネル(写真のトンネル)は、前後でレンガの積み方が変えてあり、当時の工事の様子や技術にも興味が沸きました。現地調査後、ガソリンカーに乗ったことがある方に、インタビューを行い、乗車の思い出やガソリンカーの色や内部の様子、当時の人々のガソリンカーに抱いていた想いなど貴重なお話をお聞きすることができました。

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GUIDE MAP

遺構調査の後、たくさんの人に遺構を巡って楽しんでもらえるよう、ガイドマップの製作に取り掛かりました。徒歩で散策する方と自転車でサイクリングをする方を対象としています。また、外国の方にも遺構について知ってもらい、散策やサイクリングをしてもらえるよう、日本語版と英語版の2種類を製作しました。デザインはプロジェクトメンバーの中の2人が考えたものを基にし、約6ヶ月かけて完成させました。史料調査やインタビューの中でガソリンカーの色が「緑色」だったという意見が多く、ガソリンカーを模したマップの表紙部分を緑色にしました。デフォルメしてはいますが、史料や設計図を基にできるだけ正確にガソリンカーの姿をデザインしています。また、川崎重工業株式会社に提供していただいたガソリンカーの鮮明な写真や、香川大学の教授にご協力いただいたガソリンカー3D画像も掲載しています。そしてマップの塩江の写真は遺構調査の際にメンバーが撮影したものを使用しています。
現段階ではマップを置いている場所は限られていますが、今後道の駅しおのえや観光案内所など、県内外の方が多く訪れる場所に設置をしていただく予定です。

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